学校の Q&A

Q&A

Q1 文理系と専門系では、1年次の教育課程から違いがありますか。
 大学進学を目指す「文理系」では、1年次から学力の充実・向上を図る教育課程で学び、進学のための補習も実施していきます。スペシャリストの育成を目指す「専門系」では、1年次から専門科目を一部取り入れた教育課程で学び、望ましい職業観を養う体験学習や資格取得のための学習も行っていきます。

Q2 高校入試で「文理系」で合格できなかった受検生が、「専門系」で合格するということはありますか。
「文理系」と「専門系」の生徒募集及び入学者選抜は完全に別枠で実施されます。したがって、「文理系」で不合格になった受検者が「専門系」に合格することはありません。また、その逆もありません。

Q3 科目「産業社会と人間」では、どのような学習を行うのですか。
「産業社会と人間」とは、総合学科の生徒が1年次に学ぶ科目で、関心のある職業や自らの適性について調べたり、社会人や先輩の話を聞くことなどを通して、自分の将来の生き方を考える学習を行います。総合学科の生徒はこの学習を踏まえて2年次からの系列や科目の選択を行います。また、発表の機会を多く設定し、プレゼンテーションスキル・コミュニケーションスキルの向上も目指します。

Q4 「系列」とは何ですか。学科やコースとは違いますか。
 総合学科の「系列」とは、進路希望に対応する「科目」の集まりのことです。たとえば「理数系列」は、理系大学への進学を目指す生徒が選択するとよい科目群のことになります。学科やコースにはそれぞれ定員がありますが、系列には原則として定員はありません。したがって、希望状況によっては、文理系(120名程度)のうち、理数系列選択者40名、文科系列選択者60名、国際・教養系列選択者20名などとなることがあります。ただし、専門系の4系列については、実習設備の関係からそれぞれの上限が40名程度となります。

Q5「系列」ごとに学級(クラス)が編成されるのですか。
 新城有教館高校は1学年6学級、設置系列は7つであり、前述のように原則として系列には定員がありませんので、系列ごとに学級が編成されるわけではありません。通常、総合学科の高校では、一つの学級は複数の「系列」の生徒から構成されます。

Q6 総合学科では、普通科のような進学指導体制をとることができますか。
 総合学科の教育課程は選択科目が多く、生徒は自らの進路希望を実現するために必要な科目を選択し、集中的かつ効率的に学ぶことができます。また、総合学科は、配置される教職員数が多く、同一規模の普通科と比べてより充実した指導体制で進学指導に当たることができます。加えて週32時間の授業があり、進学校と比較しても見劣りしません。

Q7 同じ系列を選択した生徒は、同じ時間割で学ぶのですか。
「系列」は進路希望に応じた7つの大まかな科目群です。その中にさらに選択科目があるので、同じ系列の生徒でも選択によって時間割は異なってきます。たとえば、3年次の文科系列では、国公立大学への進学を目指す生徒は数学と理科の授業を選択しますが、私立大学への進学を目指す生徒はその時間に英語や国語などの授業を選択することになります。

Q8 2年次から3年次に進級するときに、系列の変更はできますか。
 総合学科では、1年次に自分の適性や進路を一年間をかけてじっくりと考えたうえで2年次からの系列を選択します。各系列とも2年次と3年次は連続的なカリキュラムを設けているため、2年次から3年次に進級する時に系列を変更することはできません。

Q9  新城有教館高校にエアコンは設置していますか。
 各HR教室や、いくつかの特別教室など、快適に学習ができるよう空調設備は整っています。

Q10  修学旅行の時期と行き先を教えてください。
 修学旅行は2年生の10月頃の実施を予定しています。行き先は、広島と大阪などです。大阪ではUSJなどに行くことを計画しています。