グランドデザインとは
大きな事業などの「全体構想」
学校においては、どのような方向を目指していくか、を描いた「計画書」のことです。
新城有教館高校には、新城高校・新城東高校から受け継いだ教育目標や校訓があります。これらはどれだけ時が経っても不変であり続けるものです。
一方、時代に合わせて作り変えていくものが「グランドデザイン」です。ICTの活用、多様性を認め合う社会、大学入試改革、そして新型コロナウイルスの流行と、変化の多い時代を子どもたちが生き抜いていく力をつけるため、学校も変わっていかなければなりません。
社会とのつながりを踏まえたグランドデザインの策定を通して、これからの時代に求められる資質・能力を育成することを目指した学校運営を計画し、保護者・地域のみなさまと一緒に実現していきたいと考えます。
グランドデザインの説明
中央のピンクの花は、新城の山桜をイメージしています。花びらに描かれた「気づく力」「向き合う力」「伝える力」の3つの力は、身につけさせたい資質・能力を誰でも覚えやすく、目指しやすいようにシンプルな形にまとめました。
中心の「主体性」は、小学校・中学校とも共通で意識していくキーワードです。3つの力のまわりに、その力を身につけさせることで育てたい生徒像も載せました。散りばめられた花々は一人ひとりの生徒を表し、総合学科での多様な学びを通してそれぞれの花を咲かせてほしいという思いを込めました。
生徒たちを見守る保護者のみなさまからのまなざしや、地域の方々からの期待は、太陽の光として黄色で表現しました。学校や教員は土として教育の土台となり、生徒たちに栄養を与える存在となります。総合学科としてスタートしたばかりの新城有教館高校の生徒たちが、明るく、美しく咲き誇っていくイメージを全体的に持たせました。